銀座系美女を薄汚い下町の焼肉屋に連れて行ってみた。

この世には、「高級料理しか食べたことないです~」みたいな舐めたヤツが存在する。まさに資本主義社会。私は、決意しました。そんなヤツらを、薄汚いけど安くてめちゃくちゃウマい下町の大衆料理店に連れて行くことを。そして、そのすばらしさを体感させることを。

https://profile.rakuten.co.jp/martia7boy

 

今回は、都心に近いけれども下町感が漂うB級グルメ激戦区『江古田』にある焼肉屋さん『牛ちろ』に、銀座系美女を連れて行ってきました。最終的には、まさかの展開が待っていました。。。その一つひとつをこの場で綴ります。

 

銀座系美女と僕のスペック紹介。

 

銀座系美女:

都内の大学に通う女子大生。週末はクルーザーやらリムジン女子会。食事しに行く場所は銀座。金銭感覚ぶっとび気味。インスタのフォロワー5000人越えのちょっとした有名人。

下町系男子(僕):

奨学金で大学に通うまじめな苦学生。下町生まれ下町育ち。蒲田が大好き。極端にケチ。地味でもなく派手でもなく、いわゆる普通の学生。銀座系美女と同じ大学。

 

2人の関係:

試験期間に真面目に授業を受けていたら、突如、とんでもなく美しい女性に「ノート、コピー取らせてもらえますか?」と、声をかけられた。僕は美人と話せてテンションが上がっていたのと、もしかしたらイイことがあるかもしれない、という柔い下心から、これまで必死に書いてきたノートを彼女に貸した。それ以来、僕と銀座系美女はそこそこ仲が良い。いわゆるパシリからのスタートで、今では少し成り上がり、普通にお友達として接している。

 

 

いざ、下町へ!!!

http://coolhomme.jp/gourmet/2390/2/

 

僕は前から興味があった。銀座系美女を下町の薄汚い大衆料理店に連れて行ったらどうなるか。正直、ブチ切れられるかもしれない。というのも、彼女の口からはいつもフランス語だかイタリア語だか何だかよくわからん横文字ばかり。庶民の食事なんぞ知らん!みたいな女だからだ。けれども僕は、そんなこと気にせず、2016年6月27日20時、彼女を江古田の『牛ちろ』という下町系焼肉屋さんに連れて行った。

 

勇気を振り絞って、お店に案内した。

写真提供:sakurai hayate

 

どうですか!なかなかの下町感でしょう?できるだけ、安く、ウマく、そして汚ない感じ(決してディスっているわけではありません。僕はこの感じが大好きです)お店を選びました。

 

下町系男子:「ちょっとにおいが服についちゃうかもだけど。。」

恐る恐る僕はお店の扉をあけた。

銀座系美女:「え、なにこれ!?可愛いんだけど!!!」

下町系男子:「可愛いってどゆことw」

銀座系美女:「めっちゃ可愛いじゃん!なにこれ!!!」

お店に入ってから、彼女は明らかにテンションが高まった。なにが可愛いのかわからなかったが、僕はひとまずホッとした。

 

かわいいPOINT①ごちゃごちゃしてるとこ

写真提供: sakurai hayate

 

情報量多めのメニュー。壁に書かれている落書き。どちらも銀座のお店にはなかなかないらしく、かなり興奮していた。ちなみに、写真の左下に小さく写っている野菜ジュースはもちろん彼女のモノ。今日は庶民的な野菜ジュースだったが、いつもはよくわからんスムージーやらデトックスウォーターとかいうよくわからんものを飲んでいる。

 

銀座系美女:「えー、なにこれ!たくさんありすぎて選べないよ~。てか、安っっ!!!」

下町系男子:「だろ。安いだけじゃなくてウマいんだぜ。数万円払わなくたってウマい肉は食えんだよ!」

千円ちょっとで外食ができることに彼女は驚いていた。この、貴族め。

銀座系美女:「てか、え、これ壁にラクガキできんの!?」

下町系男子:「おう。たぶん店員さんに言えば書かせてくれるよ」

そうなんです。ここのお店では壁に落書きができるのです。色んなお客さんに落書きされまくって、今では壁の原型が見えなくなってきています。

銀座系美女:「すごー!なんか、ごちゃごちゃしててめっちゃかわいいんだけど」

 

写真提供:sakurai hayate

 

ちなみに、銀座系美女もイスにラクガキしてました。彼女は僕のことを女友達のような存在だと思っているらしく(僕はそっち系ではありません)たまにハヤコと呼んでくる。貴族の考えていることは理解できん。

 

かわいいPOINT②ロボット型の換気扇

写真提供:sakurai hayate

 

換気扇がロボットになってるんですよね。僕はこのお店の常連ですが、あまり意識してみていなかったです。しかし、言われてみれば、たしかに可愛い。これには納得です。顔出しについては事務所NGらしいのでとりあえず虎ちゃんで勘弁してください。これからもいろんな下町大衆料理店に連れて行く予定なので、銀座系美女の素顔公開は、次回以降まで少々お待ちください。

 

銀座系美女:「えええー。これはやばい。ちょーかわいいんですけど」

下町系男子:「どしたどした。いつもクールなのにそんな興奮するの珍しいなw」

銀座系美女:「いや、だって、あれ!ロボットじゃん!やばー」

下町系男子:「おお、たしかに!今まであんまり気にしてなかったわ」

今日イチでテンション高まっていた。ロボット換気扇に感謝。喜んでくれてなによりです。

 

かわいいPOINT③モアイティッシュ

写真提供:sakurai hayate

 

モアイのティッシュ箱。鼻からティッシュを取り出せる。これには彼女も大興奮。動画まで撮っていた。普段クールな印象をもつ銀座系美女だが、意外と素直で可愛い一面を持っていることを知った。

 

下町系男子:「これとかやばくね!?ほら、ティッシュ箱」

銀座系美女:「えええ。すごい。どうやって取るの!?」

徐々に僕は、銀座系美女のツボを押さえ始めてきた。

下町系男子:「鼻から出てるティッシュを引っ張ればいいだけだよ」

銀座系美女:「うわー。かわいい。ほしい!」

そういいながら彼女は、モアイの鼻からティッシュを取る動画を撮っていた。

 

 

銀座系美女、はじめて大衆向け焼肉を食べる。

http://gochilog.com/ushigorobambina-gotanda/

 

店内の雰囲気では、ガッチリと銀座系美女のハートをつかんだ。あとは、料理だけ。正直ここが最大の難関だと思っていました。僕の庶民的な舌からすると、牛ちろは最高に美味しい焼肉屋さんですが、なにせ相手は銀座の女。どんなものを日々食っているのかわかりません。緊張の瞬間でした。

 

注文方法に戸惑う美女

下町系男子:「このお店実はな、裏メニューがあんだよ」

銀座系美女:「え、なにそれw」

下町系男子:「ディナーの時間でもな、ランチメニューが注文できるのさ!」

銀座系美女:「え、どゆこと???」

下町系男子:「店員さん、すいませーん。ランチメニューおねがいします」

写真提供:sakurai hayate

 

そうなんです。このお店のすごいところは、夜の時間帯でもランチメニューが注文できるところ。もはやランチじゃないじゃん!とツッコミたくなりますが、それも大衆料理店の良さなのかなと思っています。銀座系美女は、よほど驚いたのか、すかさずメニューを撮っていました。

 

銀座系美女:「よくわかんないけど、すごいね」

下町系男子:「だろ。こういう店では裏メニューを知ってるヤツが得するんだよ。で、何にするか決めたか?」

銀座系美女:「ひぇーーー。もう、なに注文すればいいかわかんないよ」

 

写真提供:sakurai hayate

 

彼女が戸惑っていたのはこちらのメニューです。情報量多くてたしかによくわかりませんw

銀座系美女:「メガとメガMAXってなにが違うのー??」

下町系男子:「んー。次のページも開いてみ!」

銀座系美女:「¥#@%&!?!?」

写真提供:sakuraihayate

 

銀座系美女:「メガがあってメガMAXがあって、特盛もあるの!?え、なに、いったいなにが違うの!?!?」

銀座系美女は軽くパニック状態に陥っていました。結局注文したのは定番メニューの一番上にある『得々上焼肉ランチ』というモノを無難に注文していました。

 

 

いよいよ、銀座系美女、大衆焼肉を実食。

千円ちょっとなのに量が多いのが特徴。また量だけでなく、質もかなり高く、めちゃくちゃ美味しいです。これには銀座系美女も驚いていました。

写真提供:sakuraihayate

 

銀座系美女:「え、美味しいんだけど」

下町系男子:「そりゃそーだろ。千円だから千円分の美味しさってわけじゃねーんだよ。安くてもウマい店はたくさんあるのさ」

僕は内心ホッとしていた。高級料理ばかり食べている彼女の口には合わないんじゃないかと心配していたのだ。

銀座系美女:「量も多いし美味しいし可愛いし、言うことないじゃん」

下町系男子:「ご飯の量も選べるしな」

銀座系美女:「あ、そうじゃん。てかスゴ!これ!」

写真提供:sakurai hayate

 

彼女が感心していたのはこちら。ご飯の量。僕はメガ盛りを、彼女は中を注文していたので、ご飯の量にここまでの差ができた。どうやら銀座のお店では、山盛りにしてご飯を提供することはないらしい。そんなこんなで、僕は緊張の一瞬を無事に乗り越えることができました。そればかりか、銀座系美女も大衆料理に興味をもってくれたみたいです。

 

下町系男子:「どうだ、大衆料理もいいだろ?」

銀座系美女:「うん。いまだに信じられないんだけど、これ本当に千円?」

下町系男子:「そうだよ。銀座じゃ千円じゃなにも食えねえだろ」

銀座系美女:「そうだね。ドリンク代で終了かなw いつもの10分の1くらいの値段でこれが食べれるなら、またきたい!」

下町系男子:「おう。いつでも連れてったるよ!」

若干、格差社会たるものを感じましたが、彼女は気に入ってくれたようです。

 

 

まとめ

高級料理しか食べたことないような銀座系美女を、薄汚い大衆料理店に連れていく、という企画は意外と面白かったです。まさに、思い出に残るグルメ『グルメモリー』でした。正直、「口に合わない」だとか「汚い」だとか罵倒されるのを覚悟して連れて行ったが、想像以上に好感触だった。これからも機会があれば、銀座系美女のように、社会を舐めた美女たちを連れていってみようと思いました。

 

 

今回食べに行ったお店はこちら

牛ちろ

所在地:東京都練馬区栄町3-8 内田ビル 2F

TEL:03-5999-9016

営業時間:【ランチ】12:00~14:30(14:00L.O)
【ディナー】18:00~22:30(22:00L.O)

※ディナーで入る時はランチメニューをオススメします。

 

 

 

gourmemory(グルメモリー)について

gourmemory(グルメモリー)とは、gourmet(グルメ)とmemory(メモリー)を合わせてつくった造語で、このサイトの名前です。

人と人とをつなく最高のコミュニケーションツールは『食事』だ!と思い、このサイトをつくりました。

まぁ、そんな大層な理由は、半分本当で半分は嘘ですww

実際は、飯が好きなので、うまそうな飯について記事を書いているだけです。このサイトをみて「うわ!なにこれうまそっ!」って思う人が増えたらうれしいなって思います。

 

インスタもやってるので興味があったらフォローしてくださいな。

インスタグラム:https://www.instagram.com/gourmemory/

 

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