今回は、あるチャレンジについての記録を紹介しようと思います。
それは、「鳥貴族のキャベツ盛りでキャベツを何杯食べつくせるのか!!!」
鳥貴族といえば、全品280円均一と、お財布に優しい居酒屋として有名なチェーン店。そのなかに、『キャベツ盛り(おかわり自由)』というクレイジーなメニューが存在することをご存じでしょうか。これは、280円で永遠とキャベツを食いあされる、という夢のようなメニューです。
苦学生時代、キャベツだけで夜通し呑み明かした経験をお持ちの方も多いと思います。酒のつまみとして注文していたはずのキャベツが、次第にメインになっていき、キャベツを食べることが目的なる、という現象に陥りがちです。
そんなとき、「いったい何皿食べれば280円分のキャベツになるんだ」「今まで食べてきたキャベツを何玉分になるんだ」と、考えたことはないでしょうか。
今回、そんな疑問に答えるべく、私は立ち上がりました。
今回この企画にチャレンジした2名のスペックを紹介します。
廃人系女子:
食欲はいたってふつう。ただ、お酒を飲むことはめっちゃ好き。そして、くだらないゲームとかにハマりがち。講義中だけでなく、ゼミであっても、ひたすたケータイゲームに没頭。
下町系男子(僕):
銀座系美女シリーズでおなじみ下町系男子です。飯はよく食べる。基本的に、ケチ。いや、とにかく、ケチ。食べ放題とかでは、歩けなくなるまで食べるタイプ。
経緯:
「トリキでキャベツ何杯食べれるかやらないかい!?」といろんな人に声をかけた結果、唯一、廃人系女子が名乗りをあげてくれたので、連れて行きました。
※銀座系美女シリーズは、こちらをご覧ください。
下町系男子:すいませーん。注文お願いします!キャベツ盛と…
18:21いよいよキャベツ盛トライアルがスタートしました。まずは僕たちが課したルールを紹介いたします。
基本ルール
・食べていいのはキャベツだけ
・お酒は自由に注文していい
・テーブルに置いてある調味料は自由に使ってOK
目標
・10回以上おかわりすること
・キャベツ1玉分は食べること
下町系男子:どうせなら食べた記憶残したいよね
廃人系女子:たしかにー。でも、どうしようか?
下町系男子:とりあえず写真だけでも撮っとくか
廃人系女子:イイね!おーけーい!
何とかしてこの苦闘の記録を残したいと思い、写真をとりましたが、このとき僕はあることに気づいてしまいます。
下町系男子:でもさ、これ、同じ皿で指の数変えて写真撮るっていう偽造工作できるよねw
廃人系女子:たしかにww まあいいんじゃね!皿の感じとか違くみえるように撮んなよ!
結局イイ記録方法は思いつかず、とりあえず『指の数を変えて写真を撮る』という原始的なスタイルを採用しました。良いアイディアがあったら教えてください。。。
下町系男子:意外とキャベツうまいよね
廃人系女子:たしかに。このタレが良い感じ
下町系男子:お、タイム的にもいい感じだよ!1皿目来てから10分ちょいでおかわりしてるけど、2皿目も同じくらいで食べ終えれそうだな
廃人系女子:まじか!意外といけんね!ちょ、このペースはきついけどw
この時までは、ぜんぜんよゆーでした。いつも通り、美味しくキャベツをいただきました。写真、よくみると1皿目との違いがわかりますね!よく見るとだけど(笑)
ひたすらキャベツの話をしていても面白くもなんともないので、次第に話題は恋愛の方向へ進んでいきます。どうして女の子は恋愛の話が好きなのでしょうか。永遠の疑問です。
廃人系女子:うちの彼氏がさー…こうこうこんな感じで…こうなんだけど…どう思う??
廃人ですが、彼氏います。そこはさすがゲーム好きということもあり、ゲーム感覚で男を落とす力があります。
下町系男子:(はい。いただきましたー。意見を問われる系の質問~)うーん、まあ、それでもいいんじゃね?
基本的に女子の泥沼恋愛トークに埋もれたくない下町系男子は、肯定も否定もせずにとりあえずテキトーに回答し、ひたすら聞き手にまわります。キャベツを喰らいながら。ただただ、キャベツと向かいあいながら。
下町系男子:てか、キャベツくえや!
廃人系女子:えー、むり。だって、芯ばっかじゃん。芯は下町君が食べて!
そんなこんなで、愚痴と惚気を聞きながら、キャベツの芯ばかりを食べた3皿目でした。
4皿目に入ってから悪寒を感じるようになりました。
下町系男子:なんかさ、急にアゴ痛くなってきたんだけどw
廃人系女子:えー、なんでよ
下町系男子:わからん。でもキャベツ噛む力すら失いかけてる
廃人系女子:なにそれw まだいけるっしょ!がんばんなよ!
このときはあまりわかっていませんでした。しかし今思えばこれは確実にギブアップの予兆でした。廃人系女子が芯は食べないとか言い出したので、これまで僕はひたすらキャベツの芯を食べてきました。その疲労がアゴに蓄積され、痛みになっていたのだと思います。。。
下町系男子:あー、なんか眠たくなってきたなー
廃人系女子:え、なにいってんの!はやくない?
下町系男子:キャベツをくいまくる動作にも飽きてきたし寝ちゃうかも
廃人系女子:いやいや、まだいけるっしょ
そうです。僕・下町系男子は下町育ちのくせに、酒弱いんです。すぐに眠くなっちゃう。このときは、開始から1時間ちょっとしか経っていませんでしたが、だんだんと眠気に襲われてきていました。
下町系男子:キャベツ盛ってさ、何皿分食べたらキャベツ1玉になるんだろうな
廃人系女子:え、気になる!聞いてみよ!すいませーん!これって何皿で1玉分になるんですか?
店員さん :えーっと、、、ちょっと厨房の方に確認してきます!
下町系男子:わざわざ確認してくれるんだな
廃人系女子:ほんとそれね!めっちゃいい人!
店員さん :えー、確認したところ、当店ではキャベツをばらで仕入れているので、具体的なことはわからないとのことでしたが、1皿あたりにキャベツ120g使用しているようです
とても優しい店員さんが細かいことまで色々と教えてくれました。ありがとうございます!そして、すぐに私たちはキャベツ1玉当たりの重さをググりました。
下町系男子:キャベツ1玉当たりの重さはっと、、、1200g??
廃人系女子:うん。そうだね。っていうことは。。。
下町系男子:10皿で1玉!!!!
このときに何かが崩れ落ちるのを感じました。気づいた。いや気づいてしまったのです。どんなにがんばってもキャベツ1玉分くらいしか食べることができないことを。これまでお得だと思っていたキャベツ盛ですが、途端に、280円分のキャベツの重みを感じました。そう。心が折れかけたのです。
ここまでひたすらキャベツだけを喰らい、頑張ってきました。しかし、だんだんと、そして確実にモチベーションが下がってきていました。そしてついに、禁断の果実に手をつけてしまうのです。
下町系男子:あー、だめだ。もうキャベツ食べたくない。
廃人系女子:なんていうか、うん。あきるよね。酒のむなら焼き鳥とか食べたい
そんなことを言いながら、廃人系女子はメニューをとりだしました。
廃人系女子:そういえば、最近トリキメニュー変わったんだよねー
下町系男子:どれどれー??
好奇心から、僕もメニューをみてしまいました。
下町系男子:$%@#”=*@$#%%$!!!
廃人系女子:え、どしたの!?!?!?
下町系男子:すいませーん。焼き鳥くださーい
廃人系女子:え、、、
禁断のルールを犯した瞬間です。5皿目にして早くも『キャベツ以外のものを口にしてはいけない』というルールをやぶってしまいました。。。
僕がルールをやぶってしまったため、今回のトライアルはここで終了です。結果は、、、5皿です(焼き鳥をくちにする前に、最後の5皿目を終了させることができました)。
下町系男子:10皿遠かったな。てか、1玉遠いなー
廃人系女子:いや、自分で強制終了したんじゃんww
下町系男子:ちょ、次回もっかい挑戦しよ!!
次回挑むために、そして1玉クリアするために、反省会を開きました。ここで取り決められたことは大きく分けると3つあります。
1、メニューはとにかく、隠す
メニューをみたらアウトです。人間そんなに意志が強いわけではありません。入店してキャベツ盛注文したら、メニューはどこか見えないところにおきましょう。
2、お酒はあまり、飲まない
目的はキャベツを食べることであり、目標は10皿食べきることです。コミットしましょう。無駄なお酒は足を引っ張ります。
3、芯は均等に、食べる
キャベツの芯ばかりたべると顎が崩壊します。複数人でチャレンジする場合は、芯を均等に食べるべきです。でなければ、芯を食べ続けたメンバーが、早期から戦力外になります。
今回わかったことはこちらの3点です。以上のことを踏まえて、また今度リベンジマッチをしようとおもっています。
結果発表
時間:約3時間
累計:5皿
重さ:600g
※『キャベツ以外のものを口にする』というルールを犯し、途中敗退。
今回利用したお店は、こちら。
鳥貴族 新宿靖国通り店
所在地:東京都新宿区新宿3-20-5 ニューサンパークビル 8F
TEL:050-5570-9681
営業時間:P.M.5:00 ~ A.M.5:00
キャベツの量を教えてくれる丁寧な店員さんがいます。キャベツ盛トライアルをするときはぜひこちらのお店へ!