熱中症対策に効果的な食べ物まとめ

気温が上昇すると気になるのが”熱中症”。外で活動する子供や日中出歩くサラリーマン、買い物に行く主婦、スポーツマン。温暖化が進むいま、あらゆる人々の脅威となっています。

今回は熱中症対策として効果的な”食べ物”を、食べ方と共に紹介しようと思います。

熱中症とは？？

夏になるとなにかと話題になる”熱中症”ですが、実際、どのようなものなのでしょうか。まずはウィキペディアから！

熱中症とは、暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である。脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で、主な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗（または汗が出なくなる）などがある。

引用：wikipedia

うーん。ムズかしい。わかるようでわからない。。。

つまりまとめると”熱中症”とは、暑すぎて体温調節ができなくなる状態のことです。通常は気温が暑くなると発汗して体温調節を行いますが、暑すぎると発汗されない、もしくは、発汗しすぎてしまい水分と塩分を失ってしまうことがあります。この状態のことを”熱中症”というのです。

症状

熱中症にも様々なタイプがあるため一概に『これが熱中症の症状です！』ということはできませんが、共通して言えることは、身体がだるくなり意識がもうろうとしてボーっとすることです。少しでもこう感じたらすぐに休憩をとることをオススメします。

予防

一番の予防策は”気づくこと”だと言われています。『熱中症かもしれない』『熱中症になるかもしれない』その意識が熱中症から身を守ります。とはいうものの、具体的な対策が気になるところ。そこで今回は、食べ物による予防策についてまとめました。

①梅干し

熱中症により失われやすい塩分やナトリウムを摂取できるため、熱中症対策に効果的な食べ物だといえます。またクエン酸も多く含んでいるため疲労回復の役割も担い、熱中症を未然に防ぎます。

効果的な食べ方

食べれば食べるほど良いというわけではありません。1日1個食べるだけで十分に熱中症対策になります。

②スイカ

スイカの９割は水分です。さらにそのなかにはミネラル成分が含まれており、脱水症状を防止するカリウムも多く含んでいます。つまり、スイカは効果的に水分を補給することができるたべものといえます・

効果的な食べ方

スイカを食べるときには”塩”をかけて食べることをオススメします。塩分を加えることで、脱水症状だけでなく熱中症対策にもなり、より身体のバランスが整えられます。

③じゃがいも

汗をかくとナトリウムと同時にカリウムも失われます。カリウム不足は細胞内の脱水症状を引き起こすため、野菜のなかでもトップクラスのカリウムが含まれている”じゃがいも”は熱中症対策にうってつけです。

効果的な食べ方

じゃがいもは『肉じゃが』や『ポテトサラダ』にしてたべるのがオススメです。夏野菜と合わせて食べればさらに効果的。

④豚肉

豚肉には、糖質を分解する働きがあるビタミンB1が多く含まれています。その量なんと、牛肉の１0倍！ビタミンB1を摂取することで疲れにくい身体をつくることができるので体力低下による熱中症の発症を防ぐことができます。

効果的な食べ方

豚肉をメインにシンプルな和食を食事に取り入れることで栄養バランスを整えることができます。オススメの献立は、納豆、梅干し、味噌汁、ひじき、そして豚肉をメインにした料理です。

⑤塩熱飴

汗をかくと水分と共に電解質（ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等）が失われます。そして”電解質不足”こそ、熱中症を引き起こす主な原因です。塩熱飴は、そんな電解質を効率的に吸収できる飴なので、近年、熱中症対策食品として注目を集めています。

効果的な食べ方

塩熱飴だけを単体で食べ続けてしまうと、電解質の過剰摂取におちいってしまう可能性があるので、食べるときは必ず水分も一緒にとってください。水分をとることにより、電解質を薄め、適切な量に調節することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、熱中症対策に効果的な食べ物について紹介しましたが、やはり一番大切なことは『熱中症に対する意識』です。自分は大丈夫という気持ちを改めて、こまめに水分補給しましょう。

熱中症対策に効果的な飲み物については、こちらにまとめてあります。