「私も蒲田に連れて行って!」突然お友達から連絡が届きました。どうやら彼女は銀座系美女シリーズを毎回読んでくれているらしく、自分も蒲田という地に足を踏み入れてみたい!と思っていたようです。そんなこんなで、実際に彼女を蒲田に連れて行ってみた、というのが今回のストーリーです。。。
銀座系美女シリーズとは、下町生まれ下町育ちの僕・下町系男子が、金持ち貴族の銀座系美女を大衆料理店に連れて行くという内容の記事のことです。
気になる方は、こちらからチェック!
小柄で可愛らしい女の子。愛嬌があり男の子にも女の子にも人気。しかし、大食い。飯に対する意欲は凄まじい。飯を前にするとその姿は豹変。ガッツリ系女子となる。
下町系男子(僕):
奨学金で大学に通うまじめな苦学生。下町生まれ下町育ち。蒲田が大好き。極端にケチ。地味でもなく派手でもなく、いわゆる普通の学生。銀座系美女と同じ大学。
「私も蒲田に連れて行って!」そんな内容のLINEが先日僕のところに届きました。
どうやら彼女は”銀座系美女シリーズ”を購読してくれているらしく、本サイト”グルメモリー”にも興味をもってくれているっぽいです。はい。嬉しい限りです。特に、羽根つき餃子の記事に興味を持ってくれたようで、このようなギョウザだらけのメッセージを送ってくれたらしいです。
蒲田の羽根つき餃子に関する記事は、こちら。
あ、実は小動物系女子は、来年就職を控える就活生。無事に就活終えれたそうでなによりです。『就活終えてから卒業するまでにやりたいことリスト100』みたいなものをつくっていたらしく、その1項目に”蒲田で餃子を食べること”を入れてくれていたらしい。
最近銀座系美女とよく訪れる、わがホームタウン・蒲田。今回は小動物系女子がこの地を踏み入れました。銀座系美女ほどではありませんが、やはり、よそ者が踏み入れると少なからず違和感を感じます。
下町系男子 :「よお!わざわざ遠くまでありがとな」
小動物系女子:「おお、ひさしぶり。これが蒲田か!って感じだよ」
下町系男子 :「蒲田来るのは初めてなのかな?」
小動物系女子:「うん。初めて!楽しみにしてるよ~」
下町系男子 :「いいね!おし!じゃあまずどこにいこうか?」
そんなこんなで、今回の『蒲田でギョウザ旅』がスタートしました。主に蒲田の餃子店に興味を持ってくれていたようなので、中華屋さんをメインに3軒はしごしました。
基本的にいつでもノープランで思うがままに行動する下町系男子ですが、それが、大きなピンチを招いてしまいました。。。
小動物系女子:「ねえ、あれたべたい!まーるいギョウザ!」
下町系男子 :「まーるいギョウザ??」
なんのことかと不思議そうな顔をしている下町系男子の表情を瞬時に読み取ったのか、すぐさま”まーるいギョウザ”の写真をみせてきました。
小動物系女子:「ほら、これ!これってどこでたべれるの?」
あー、やっちまった。と、すぐに思いました。写真にあげたような丸く1つになっている餃子は数年前にはたくさんあったような気がしますが、現在とりあつかっているお店については知らなかったのです。
下町系男子 :「あー、それか。それ、実はどこにあるかしらないww」
小動物系女子:「えー、地元でしょ~。しっといてよ~」
下町系男子 :「ごめんごめん。じゃあ、わかった!今回は、まーるいギョウザを探す旅にしよ!何件か有名な中華料理店は知ってるから、片っ端からみつかるまでいこーぜ!」
→ はい。テキトーです。笑
でも、なんとかOkをだしていただきました。『まーるいギョウザみつけるまで帰れま10』スタートです。
まーるいギョウザがあるのかは定かではありませんでしたが、とりあえず、蒲田で最も有名な中華料理店に連れて行きました。やはり独特な街・蒲田ということもあり、小動物系女子にも、刺激強めだったみたいです。
小動物系女子:「えー、平日なのにすごく混んでるね~」
下町系男子 :「だろ?結構人気のお店なんだよ」
小動物系女子:「ええ、てか、なにこれ!?!?」
入ってまず驚いていたのが、テーブルとイスについて。確かに言われてみれば違和感がある。イスが高いのか、テーブルが低いのか、詳しいことはよくわかりませんが、手と皿の距離感が通常よりも遠かったです。
通常同じお店の場合、醤油ラーメンと味噌ラーメンに大きな価格差はあらわれません。しかし金春では、、、
醤油ラーメンが極端に安かったです。「これは注文するしかない!」ということで、実際に食べてみましたが、480円分のクオリティでした。笑
食べ終わってお会計をしようとしたそのとき、伝票がないことに気づきました。戸惑いながらもレジに向かっていくと、レジエリアに全席の伝票がストックされていました。すべてのお客さんを記憶していたのです。これには小動物系女子も驚きを隠せていなかったです。
そんなこんなで、1軒目は楽しく食事をすることげできました。肝心のまーるいギョウザについては、出てきませんでした。名店・金春は、通常の羽根つき餃子でした。ラーメン、チャーハン、ギョウザ、等を食べて1軒目は終了。2軒目に向かいました。
1軒目の詳細は、こちら。
2軒目も中華攻めようとしていた矢先に、イイ感じの居酒屋を発見してしまいました。
小動物系女子:「ねえ、あれみて!サワー各種どれでも1杯100円だって!」
下町系男子 :「曜日限定か!たしかにやすいね。はいる?」
小動物系女子:「うん。入りたい。早くなにかたべたい。お腹空いた」
下町系男子 :「さっきまで中華食べてたじゃんか!笑」
見かけは小さくておとなしそうな小動物系女子ですが、ご飯のことになると話が変わります。とにかくガツガツ飯を喰らいます。また、『ふらふら歩いているとよさげなお店に出会ってしまう』という蒲田らしさも体感できたと思うので、まあ、よかったです。
小動物系女子:「え、てか、ここの焼き鳥おいしいね」
下町系男子 :「おう。そうだな。これはマジでうまいわ」
小動物系女子:「初恋サワーってのも名前いい感じだしね」
下町系男子 :「そーいえば、初恋サワーって結局なんの味だった??」
小動物系女子:「んー、ふつうにたぶんこれカルピスだと思うw」
ふつうにこのときはギョウザのことを忘れて居酒屋を楽しみました。ちなみに店主にきいたところ、初恋サワーはカルピスで間違いなかったようです。「昔、初恋の味”カルピス”ってCMがあって、そこからとってきてんだよ。しらねーかー。ジェネレーションギャップ。。。」と、少しさみしそうでした。
2軒目の詳細は、こちら。
最後に訪れたお店は、僕・下町系男子が個人的に気に入っているお店です。蒲田の三大餃子店の1つでもあります。顧客の約半数以上が本場の中国出身者という、まさに本格的な中華店です。
下町系男子 :「いろいろと寄り道してきたけど、ここにはまーるいギョウザあるかな」
小動物系女子:「もはや食べれればなんでもいいけどできることならみてみたいな。まーるいギョウザ」
もはやあまり期待していない小動物系女子。ごめんなさい。下町君はかなりテキトーなところがあります。
下町系男子 :「おーっし。まずはギョウザいくよな」
小動物系女子:「うん。あとほかにもいろいろつけてみよ」
そして、いよいよ、羽根つきギョウザを含めた料理が運ばれてきました。まーるいギョウザの存在は、、、
ありませんでした。結局。このお店も通常の形をしたギョウザしか取り扱っていないようです。もはや少しあきれ気味な小動物系女子は、落胆することなく、ただ、目の前にある食にありつける喜びをかみしめておりました。
小動物系女子:「就活たいへんだったよ~。みんなどうしてるんだろうね。●●とか、●●とか~」
下町系男子 :「そだな。もうだれにもあってないな最近」
僕たちには共通の友達が何人かいるため、その話で盛り上がってしまいました。そして、ご飯を食べるのを忘れてしまうほど話に夢中になりすぎてしまい、気づけは小動物系女子の終電間際でした。
小動物系女子:「え、もうこんな時間!?そろそろいかなきゃ!」
下町系男子 :「はやいな。うわ、結局”まーるいギョウザ”見つけ出せなかったね(笑)」
小動物系女子:「次回リベンジしよ!また蒲田くるわw」
”まーるいギョウザ”をみつけるまでは帰らない!と意気込んでいましたが、結局探し出せずに終了しました。この思いは次回に持ち越しです。次回はもう1名メンバーを加えてまーるいギョウザ探しに出かけようと思います。
3軒目の詳細は、こちら。
僕・下町系男子のテキトーさゆえに、わざわざ遠くからきた小動物系女子は目当ての”まーるいギョウザ”をたべることができませんでした。それでも、全体的にはとっても楽しかったです。これをみて、テキトーな感じでいいから、蒲田に飯食べにいきたい!って思ってくれた人、ぜひ連絡ください。そして、下町くんにこんなお店いってきてほしい!っていうオーダーも受け付けます。
最後に、「だれかご飯行きましょ!」ってのでまとめさせてもらいます。
下町系男子の闘いは続く。。。
To be continued…