「高級料理しか食べたことないんです~」みたいな世の中をナメてる女・銀座系美女に、安くておいしい大衆料理の良さを伝えることを決意した僕・下町系男子。今回は蒲田の大衆酒屋で、朝まではしご酒をすることになりました。
また、こちらのページは『銀座系美女とコアな大衆酒屋で朝まではしご酒(後半)』で、一軒目を終了したpm 11:00からの話を書き綴っています。
一軒目の様子や、一軒目に至るまでの経緯も知りたい!って人は、ぜひこちらのページもご覧ください。
一軒目を終えた後、ほろ酔い気分だったこともあり、銀座系美女はオープンマインドになっていました。なんと、あれほどビビっていた、『立飲 かるちゃん』に行こう!と言い出したのです。
銀座系美女:二軒目あそこ行こうよ!立ち飲みのスゴイとこ
下町家男子:『かるちゃん』のこと?もう空いてないかもしれないなー
銀座系美女:えー。でも、とりあえず行ってみよ!いまならいける気がする
一軒目のお店から『立飲 かるちゃん』までは歩いて15分くらいかかるのですが、そんなこともお構いなしに歩きはじめました。そして15分後、無事に到着しました。
下町系男子:ほーい。ついたよ!空いてるかな?
銀座系美女:・・・空いてないじゃん!えー、ざんねん
お店の前までいったのですが、残念ながら平日ということもあり、はやめの閉店。蒲田のお店は、人がいなくなったら閉店にする、ということが多いので、平日は結構早めに閉まることが多いです。
気を取り直して2軒目のお店を探していると、銀座系美女が物凄いお店を見つけ出しました。大学生や若者、騒がしいオヤジが入れないように、あえてわかりにくい場所に店をかまえ、入りにくい雰囲気を出している、という飲み屋を見つけ出したのです。
銀座系美女:え、これ、お店!?結構やばくない??
下町系男子:ほんとだ!なにこれ!よく蒲田くるけどこれはみたことなかったわ
銀座系美女:え、すごい。よくみたらロゴマークとか可愛い
下町系男子:入ってみますか?おそらくまだやってる感じだよね
恐る恐る入ってみると、そこは、蒲田らしからぬオシャレな空間。それでいて蒲田らしく下町感もただよう不思議なお店でした。
店内の雰囲気はこんな感じです。ただ、店主はこの店を『知る人ぞ知るお店』という形にしたいそうなので、店名やその他お店の詳細は控えさせていただきます。
おやじさん:いらっしゃい。てか、きみたちよくこのお店みつけたね
銀座系美女:たまたま通りかかったときに、かわいいなって思って入っちゃいました
下町系男子:かわいいってww
おやじさん:おー、そうか、よくわからんけど、なにのむ?
銀座系美女:おすすめなにかありますか?
そういって僕たちは、オリジナルドリンクとやらをもらいました。これがまた、めちゃくちゃうまい。銀座系美女は、店主が『ジンウーロン』といっていたコーラの味がするもの、僕は白ワインになにかをいれたサングリアのようなものをいただきました。飲みやすくておいしいですが、実はめちゃくちゃ強いので注意!
銀座系美女:こういう感じのお店には初めてきました
下町系男子:僕もこんな感じは初めてです
おやじさん:そらそーだろ。日本中探したってこんなお店はなかなかねーよ。ラッキーだったな!ウェーイ
すかさずハイタッチ。おやじさんのトーク力たるものはすさまじく、下町系男子も銀座系美女も、とても楽しまさせていただきました。そして、楽しみすぎていつの間にか終電を逃していました。蒲田から家が近い僕はすぐに帰るつもりでしたが、銀座系美女は3軒目に行く気満々だったので、仕方なく、朝まではしご酒することになりました。
2軒目に行ったお店は、いわば隠れ家的なお店なので、世に広まることは望んでいないそうです。そんな店主の考えを尊重し、詳細な情報は控えてきましたが、それだけではイメージしにくいと思うので、店頭写真だけは載せておきました。蒲田駅の西口にあります。
蒲田には、タイヤにあふれる公園『タイヤ公園』があります。僕たちは酔い覚ましの意味も込めて、タイヤ公園に足をはこびました。訪れたときは深夜の1時だったので、写真のような明るさはなくホラーな要素が多くありましたが、銀座系美女は楽しんでくれたようです。
銀座系美女:えー。これはやばいわー。すごいねここホントに!
下町系男子:ほんとにタイヤしかないだろ?いろいろ遊ぶための工夫がされてておもしろいんだぜ
銀座系美女:幼少期にもどろ!ww これは、楽しむしかない
そういって銀座系美女は靴を脱ぎ、裸足になり、タイヤの上を走りまわりはじめました。もはや銀座系でもなんでもありません。ただの、ガキです。強いていうなら、酔っぱらったガキです。タチ悪いww まあ、僕も下町くんらしく遊びましたけど(笑)
3軒目もかなりコアなお店です。1軒目2軒目とドンドンレベルあがっている気がします。こちらのお店は2軒目の店主がオススメしてくれた飲み屋さんです。「コアなお店紹介してください!」って聞いたら、こちらの『居酒屋のんた』を紹介していただきました。
中に入ってみたら、びっくりしました!数日前に有名TV番組『月曜から夜ふかし』かなにかでこちらのお店が紹介されているものをみたからです。テレビでみた通り、パンチの効いたお店でした。
銀座系美女:あー、これは、すごいね。え、うん!これは可愛いわ!
始めは疲れているせいか元気がないように感じましたが、細かいものがたくさんあるこちらのお店には興味レーダーが立ったみたいです。
下町系男子:これやばいな。立ち飲みよりレベル高いかもしんねーなw
気になる店内は、こちら!
かなり強烈ですよね!銀座系美女がこの店に入ったということがいまだに信じられません。高級料理店とは全く異なる環境に、彼女自身戸惑っている部分もあったと思います。
銀座系美女:えええ、あれって、ゴキ〇〇じゃない!?!?!?!?!
下町系男子:まあ、そういうのもいるかもなー
銀座系美女:え、それはまじで、ムリ。ムリだから。
下町系男子:それも下町ってもんよ!銀座にはないだろ?ww
銀座系美女:・・・
このときにはちょっとだけキレられましたが、『コーヒー酎ハイ』という謎のお酒を気にいったみたいで、落ち着きました。銀座系美女も、ここにきてだいぶ鍛えられたようです。笑
こちらのお店ではボトルを注文すると名前を入れてくれて、飲んだボトルの数だけキャップが重ねられていくというシステムなのですが、銀座系美女は最終的にこれに釘付け。「マイボトルほしい!」とまでいっていました。成長がうかがえます。
3軒目のお店は、こちら。
居酒屋 のんた
所在地:東京都大田区西蒲田5-14-4
TEL:03-3730-4376
営業時間:23:00~翌9:00
3軒目の『のんた』にいるときに、突如、銀座系美女が「カラオケにいきたい!」といいはじめました。始発が5時ごろということもあり、急遽、カラオケ屋さんに入ることになりました。銀座系美女とカラオケにいくのは初めてです。そもそも、「この人カラオケとか行くんだ!」って思いました。
銀座系美女:はい!これ歌って~
下町系男子:うん。「~~~♪」
銀座系美女:次これね!
下町系男子:うん、え、なにまた!?
銀座系美女:いいから、いいから、えーっと、つぎは。。。
ちょっと理解しつつあるなと思っていましたが、やはり、彼女のことは、下町系の僕には理解できません。結局1時間まるまる僕がひとりで歌わされ続けました。それも銀座系美女が入れた曲をひたすら。彼女がトイレにいったときに歌った曲は歌いなおしという地獄のようなルールも存在していて、結局、同じ曲を歌うことも何度かありました。
僕が歌っているとき、銀座系美女はなにをしているのかというと。。。写真やら動画を撮って楽しんでいます。これが貴族の遊びか!貴族流のカラオケか!僕の知っているカラオケの楽しみ方じゃないぞ!!蒲田という下町系男子のホームに招きいれたはずが、いつのまにかアウェイになっていました。
長らく続いた蒲田でのはしご酒ですが、ようやく終わりを迎えました。今回わかったことは、「たしかに銀座系美女は世の中をなめているが、環境適応能力には長けている」ということです。彼女のチャレンジングな性格のおかげで、僕自身もいったことないようなお店に入れたりとプラスなことも多かったです。
またこれからも、機会があれば、どんどん銀座系美女を下町の大衆料理店につれていってみようと思います!
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まぁ、そんな大層な理由は、半分本当で半分は嘘ですww
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