ダイエッターの宿敵。それは、間違いなくハンバーガーチェーン店等のファストフードです。手軽に食べれて美味しいからついつい口にしてします。そして、食べた後に後悔する。そんなひとが多いと思います。
しかし、実は絶対にファストフードを食べてはいけないのかというと、そうでもないんです。もちろん健康的な食事に勝ることはありませんが、ファストフードも食べ方によってダイエット活動への支障をおさえることができます。
いつも以上に、栄養素に気を配る。
大前提として挙げるとすれば、入念に食事をチェックをすることです。そもそもダイエットをするときには、カロリーと栄養バランスについて考える必要があります。ファストフード店で食事をするときもそれは同じです。つまり、ファストフード店であっても、食事のバランスを考えて食べれば大きな問題にはならないということです。
しかし、『バランスを考える』ということは頭で理解していても実際に実行することは容易ではありません。そこで今回は、”実践しやすさ”のみを考えたファストフード店における太りにくい食べ方を5つのポイントに分けて紹介しようと思います。
①各メニューのカロリーを知りなさい!
どのファストフード店でも、おそらくホームページに飛ぶとカロリー表や栄養素一覧が記載されていると思います。まずはそこをチェックする必要があるでしょう。
ちなみに参考までに、マクドナルドの栄養成分一覧ページ載せときます!
http://www.mcdonalds.co.jp/quality/allergy_Nutrition/nutrient2.php?id=1
逆に言うと、栄養成分一覧がどこにも記載されていないようなお店には、入るべきではありません。
②栄養バランスを考えて注文すべし!
カロリーや栄養素を調べたら次に、それに従って比較的バランスの良いものを注文してください。「カロリーおさえれば痩せるんでしょ?」と考えているダイエッターがいますが、そうではありません。食べたものがエネルギーに変わり、燃焼されるような状態をつくる必要があるのです。
つまり、①カロリーをおさえる。②エネルギーに変換できるような栄養素を摂取する。というポイントを押える必要があります。その例を1つ紹介しましょう。
バランスの良い食事(マクドナルドの場合)
「フィレオフィッシュ353kcal+サイドサラダ10kcal+胡麻ドレッシング115kcal+爽健美茶0kcal」
上記は1例にすぎませんが、合計478kcalまでカロリーを抑えることができ、炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミンミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することができます。
③ポテトは絶対に、禁止!!!
どうしても食べたくなったとしてもSサイズにすることをオススメします。なぜなら、、、その理由は下にまとめたのでみてください。
マクドナルドのポテトサイズ別カロリーまとめ
マックフライポテト(S) ……249kcal
マックフライポテト(M) ……454kcal
マックフライポテト(L) ……571kcal出典:マクドナルドHP
ダイエッターのみなさんなら、この数値がどれほど恐ろしいかご存じですよね?Lサイズの571kaclという数値はハンバーガー丸まる2つ分食べるときとほとんど同じです。できることならダイエット中はポテトを我慢してください。
④飲み物のトラップに引っかかるな!
どうしても見落としがちですが、ファストフード店では、飲み物にも細心の注意を払う必要があります。「サラダも入れたしひと安心」と油断していると痛い目に遭います。
まず、ポテトと同様に、シェイクは絶対禁止です。Sサイズのマックシェイクはハンバーガー1つ分のカロリーを含んでいます。その他にも、シロップ入りのコーヒーや炭酸飲料はどれも100kcalを越えている場合がほとんどなので避けた方が無難です。
⑤オーダーできるのは、3点まで!
ファストフード店に入ったらオーダー制限をする必要があります。とはいっても、せっかく来たのになにも口にしないということは苦痛につながってしまうと思うので、『3点までは注文可能』という自分ルールを課してみましょう。これならダイエッターでも十分に食事を楽しむことができると思います。
いくら3点に絞るといっても、好きなものをなんでも注文していいというわけではありません。例えば、ハンバーガーにノンカロリーの飲み物、そしてサラダなどカロリー控えめのサイドメニューといった、低カロリーで栄養バランスに富んだ3点が望ましいです。目安として500kcalくらいに抑えると”太りにくいファストフードの食べ方”になります。①で紹介したカロリー表を参考に、注文してみてください!
まとめ
結論としては、ファストフードであれ、①カロリーに気を配ること。②栄養バランスを考慮すること。の2点をおさえれば”太りにくい食べ方”を実現することができるということです。
しかし、これはあくまでも”太りにくい食べ方”なので、これを実行したところで”痩せる”というわけではありません。ファストフードは基本的にはダイエットに向かないのです。そのことを頭に入れて日々の食事を楽しんでください!
コメントを残す