徹底比較!コンビニ、カフェ、マック、一番ウマいコーヒーはどれ??

「日本で一番おいしいコーヒーを提供しているチェーン店はどこか知ってますか?ーマクドナルドです」

コンビニ コーヒー 比較 おいしい 

http://cafict.com/coffee-drinks/20130114-mcdonalds/

 

3年前の夏、2013年、僕は大学で”経営戦略論”という講義を受けていた。教授の話がおもしろくて、この授業だけは必ず一番前の席を陣取って話を聞いていた。お気に入りの教授の話は、一語一句逃さぬように聞いていたし、どの話も共感できて面白かった。しかし、この話だけは耳を疑った。

 

「日本で一番おいしいコーヒーを提供しているチェーン店はどこか知ってますか?ーマクドナルドです」

 

正直、なにいってんだこのジジイって思った。日本にはスタバやコメダ、上島珈琲など、有名なコーヒーチェーン店が数多く存在する。それらの人気店をおさえて、ハンバーガーショップが一番おいしいコーヒーを提供しているだと?冗談もほどほどにしてくれって思っていた。

 

 

プレミアムローストコーヒーって知ってますか?

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http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/28/news137.html

 

教授は言った。「プレミアムローストコーヒーって知っていますか?日本で一番うまいコーヒーです」

 

高校生のときだっただろうか。登校中にマックを横切ると、サラリーマンの行列がすさまじかったのを覚えている。今ならわかる。あれは、マックのプレミアムローストコーヒー無料配布につられてきたおっさんたちだったということを。

 

教授の話を短くまとめると、こうだ。

コーヒーの味に関する研究を行った。調査方法は、パッケージを隠して、中身だけを専門家に飲ませてコーヒーの味を評価させるという方法。その結果、一番評価が高かったコーヒーは、マクドナルドのプレミアムローストコーヒーだった。

昔はマックのコーヒーはくそだったとか、それを改善したとか、経営戦略はどうとか、細かい話もいろいろしてくれたけど、今回はとりあえず、『マックのコーヒーが理論上最もウマいコーヒーだった』というPOINTだけ抑えておこう。

 

改めて調べなおしてみた。

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https://haken.inte.co.jp/i-engineer/technology/kensaku

 

当時この話を聞いたときは単純にスゲーって思ったし、マックの戦略はんぱねえ!って思ったけれど、今となっては過去の話。少し時代にずれを感じるため、今回改めてどこのコーヒーが美味いのか調査してみることにした。

 

調査対象は、コーヒーショップ、マクドナルド、コンビニコーヒーに絞っておこなう。

 

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http://matome.naver.jp/odai/2141165414459488601

 

コーヒーショップ

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http://www.roomie.jp/2014/02/137420/

 

スターバックスコーヒー

ドリップコーヒー

価格:\320(Tall Size)

容量:350ml

――贅沢に、丁寧に、淹れているという印象

豆とお湯にこだわっている。飲んだ後のコーヒーの余韻がわかる人なら評価する味。

 

ドトールコーヒーショップ

ブレンドコーヒー

価格:\270(M size)

容量:180ml

――味は薄め。飲みやすさはあるが特徴がない
酸味は多少あるものの、アメリカンコーヒーのように味が薄い。飲みやすさはあるため万人ウケはしやすい。

 

タリーズコーヒー

本日のコーヒー

価格:\370(Tall Size)

容量:350ml

――豆の風味がきいている

強く豆の香りが残るのが特徴的。コーヒー本来の味を楽しめる。

 

 

コンビニ

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https://cafy.jp/15085

 

セブンイレブン

セブンカフェ

価格:\100(レギュラー)

容量:160ml

――後味がすっきり。苦手な人も飲みやすい

薄味のアメリカンコーヒータイプ。どんなひとにも飲みやすい。

 

ローソン

MACHI café

価格:\100(S size)

容量:160ml

――保温効果が高いパッケージ

アツアツのコーヒーを飲みたいなら間違いなくローソン。

 

ファミリーマート

ファミマカフェ

価格:\100

容量:160ml

――コーヒー感・苦味、男性に好まれる味

一番苦みが強いコーヒー。しっかりとした味わいは男性に好まれそう

 

 

マクドナルド

プレミアムローストコーヒー

価格:\100(S size)

容量:175ml

――バランスよく、コーヒー好きにおすすめ

酸味、甘味、苦味のバランスが取れた味。やや薄めだが、雑味がなくコーヒー好きの心を掴む。

 

参照:

PRESIDENT ONLINE(http://president.jp/articles/-/10595)

CAFY(https://cafy.jp/15085)

mitoku(http://mitok.info/?p=3103)

 

 

結局、どれがウマいの??

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http://running-sizzle.hatenablog.com/entry/2016/01/31/120000

 

これまで色々と例を挙げてきましたが、結局どのコーヒーが美味しいのでしょうか。PRESIDENT ONLINEには各コーヒーの順位が記載されていましたが、根拠と具体性に欠けている気がしたので今回は省きました。気になる人は参照ページから飛んでみてください!

 

調べてみてわかったこと。

 

①好みのコーヒーをしっておくべき

多様化したコーヒー界では、『これが一番おいしい』と断言することが難しいです。そんなときに重要なのが、自分の好みを知るということです。各社特徴があるので、飲み比べてみて好みを探ってみてください。

 

②コンビニ・マックは満足度が高くなりがち

価格が安いということから、期待度以上の価値を提供しやすくなっているように思えます。しかし同時にわかったことは、容量と価格の割合をだすと各社あまり差がないということです。

 

③カフェチェーンは意外と安い

各社のコーヒーを100mlあたりの料金は、スタバ125円、ドトール133円、マクドナルド57円、ローソン90円、セブンイレブン67円、です。マクドナルドとセブンイレブンは圧倒的な価格ですが、意外とカフェチェーンも台頭しています。驚きなのは、スタバよりもドトールの方が高いという点。

 

④2008年~2012年 マックコーヒーの時代

2008年にプレミアムローストコーヒーの販売を開始し、同時に、一杯無料券やおかわり無料制度を導入することによって、圧倒的な支持を得ていた。また、2008年以前までのコーヒーとは異なり、味にもかなりこだわっていたため人気が出た。

 

⑤2012年~ コンビニコーヒーウォーズ

2011年1月ローソン、2012年9月ファミマ、2013年1月セブンイレブン、と各社同時期にコンビニコーヒーサービスを開始しました。またマクドナルドのおかわり無料サービスが廃止された2012年4月からは、コンビニ各社のコーヒー争いが激化し始めた。

 

最終的に、当時教授が言っていた「マクドナルドのコーヒーが一番うまい」という話は、おおよそあたっているということがわかった。しかし、2016年現在では、コンビニコーヒーの出現により、これまで以上にコーヒー市場が激化していることは間違いなさそうだ。

 

どーなるカフェチェーン!?

ここで心配になるのが、カフェチェーンの存在。安価でおいしいコーヒーが大量発生している今、300円~500円、一流カフェやホテルでは1000円ほどのコーヒーを提供するお店は苦しくなってきています。では、顧客離れを引き留めるにはどうすればいいのか。

 

今後カフェチェーンの存続を大きく左右する要因は、”付加価値”にあると考えられます。価格競争ではコンビニやマクドナルドに勝つことは難しいです。そこで注目されるのが、コーヒー以外の部分でのサービスです。Wi-Fiを提供する、電源を貸し出す、付加価値のつけ方は様々だと思いますが、キーになることは間違いないでしょう。

 

個人的に最も注目しているコーヒーチェーンは、”ドトールコーヒー”です。ドトールは価格戦略を用いてここまで台頭してきたお店です。それが価格で対抗できなくなった今、どのような戦略を打ち出してくるのか注目しています。

 

 

まとめ

結局、どれが一番うまいコーヒーなのかという疑問は解消されることはなかった。その理由としては、コーヒーを提供するお店が多すぎることや、顧客の趣向が多様化していることが挙げられます。つまり、ヒトコトでまとめてしまうと、「好みのコーヒーを探し出してください」ということに限ってしまいます。

 

各社ともにコーヒー市場に対して別々のアプローチを仕掛けてくることは間違いありません。その変化に注目してみることも、面白いかもしれません。

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